コラム

第45回運動を考える(2)

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  • sn

    健康の増進には運動が不可欠であることは前回お話しをさせて頂きました。
    平成27年度の内閣府による世論調査では、過去1年間に運動を行ったことがある割合は77.2%で、行わなかったと回答した者は22.6%でした。

    特に、70歳以下の方々は何らかの運動を行っていることが分かっています。
    身近な運動としては、散歩、ランニングなどが頭に浮かびますが、実際には「散歩」が50.8%と最も多く、次いで「体操」の28.9%、「ボウリング」17.0%、「ランニング」16.9%の順となっています。

    どのような調査でもトップに来るのは「散歩」ですが、近年の傾向として、年齢を問わずに楽しめる「ボウリング」の人気が増加しています。
    昭和40年代半ばのボーリングブームを一次だとすると現在は、第二次ボーリングブームと行ったところです。

    前回取り上げさせて頂いた歩行に関して、ショッキングなデータが11月に発表されました。ドコモ・ヘルスケア株式会社が発表したデータに拠れば、歩く速度とその人の収入は比例するというのです(図参照)。
    つまり、早足で歩く人ほど収入が高いということなのです。
    収入が高い人は時間に追われているので早足なのか、収入が高い人はせっかちなのか理由は明らかではありませんが、この記事を読んだ私はその日から少し早足で歩いているのは事実です。

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